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ここでみられる繰り返す地層はどのようにできるのでしょうか? 自然界は、整然とした法則の元成り立っています。地質もまた自然の法則に基づいています。裏側の「4000万〜3000万年前の常磐地域」をご覧ください。自然界では、決まった環境に決まった堆積物がたまります。河川の流路やそのすぐ近くには礫や粗い砂がたまります。一方、河川の流路を外れたところには洪水時にあふれ出た土砂がたまります。ゆったりと蛇行しながら流れる蛇行河川の場合、川の周辺にはしばしば小さな湖や湿地ができます。そこでは泥や植物遺骸などがたまります。このように、決まった環境に決まった堆積物がたまり、地層を作っていきます。河川はしばしば流路を変化させます。すると、それまで湿地だった場所が河川の流路になることがあります。環境が変わればたまる堆積物も変わります。このようなことが繰り返され、ポイント②のように繰り返す地層が出来あがりました。 |
Author:geotourism
茨城大学地質情報活用プロジェクトです。